本書は、ドローンの各産業分野における応用事例やドローン開発の基礎的な内容を解説した「ドローン産業応用のすべて ―開発の基礎から活用の実際まで―」の続編となる書籍です。
ドローン関連技術の発展や活用分野の拡大は今なお進んでおり、2019年春の航空法改正などをはじめとする法規制や諸制度の整備など、産業用ドローンを取り巻く状況は変化しています。
本書では、各産業分野における最新事例について、その活用モデルや具体的手法などをより詳しく紹介するほか、産業用ドローンに関する世界の動向分析や、周辺技術の解説なども掲載しています。産業用ドローンの概況とその最新事例をつかむことができる1冊です。
このような方におすすめ
農業、インフラ点検、空撮、警備、物流などの分野で、ドローンの導入を検討している企業の方、ドローンの使い方をビジネスとしている企業の方、ドローンの研究開発をしている技術者
主要目次
1章 世界のドローン産業をめぐる最新動向
2章 ドローンの自律制御技術と周辺技術
3章 ドローン利活用最前線
4章 国プロ(NEDO)の研究開発の概要および国際標準化の動き
5章 大都市上空飛行をはじめとする目視外・第三者上空飛行の実現に向けて
結言 ドローン産業の新たな展開
野波健蔵(のなみ けんぞう)
1979 年東京都立大学大学院工学研究科機械工学専攻博士課程修了、
著書:「ドローン産業応用のすべて―