平和な家族を突然襲う不条理な暴力を挑発的に描いた鬼才ミヒャエル・ハネケ監督による衝撃の問題作を、主演にナオミ・ワッツを据えて監督自らがハリウッドでリメイク。共演は「海の上のピアニスト」のティム・ロス。ファーバー一家は、夫ジョージと妻アン、そして一人息子の3人家族。穏やかな夏の日、彼らは家族水入らずでバカンスを過ごすため、湖の別荘へとやって来た。さっそくアンが夕食の準備に取り掛かったところ、気の良さそうな青年が玄関先に現われる。隣の者だという彼は、卵を分けて欲しいと丁重な態度で申し出る。アンはためらいもなくドアを開け、青年に卵を分け与えようとするが...。